幼稚園のお受験をするにあたっては、メリットやデメリットを理解しておきたいですよね。
幼い子供に入試体験をさせるのですから、親として知っておくべきことではないでしょうか。
そこで、幼稚園のお受験について、メリットやデメリットについて説明します。
一貫教育を受けられることについて
幼稚園をお受験することによるメリットは、幼い子供が学生時代を終える頃まで、一貫教育を受けられることではないでしょうか。
子供への教育理念がぶれない、揺らがないというのは、子供の心身が健やかに発達する上で安心できる点です。
子供の成長過程における家庭外での基盤となる園や学校が、どっしり構えてくれるのは嬉しいですよね。
ただし、幼稚園のお受験に関するこのメリットも、子供の個性や性格によっては、デメリットになるのではないでしょうか。
幼いからこそ、親の目にもまだ判断しづらい子供のより良い個性や性格があるかもしれません。
そんな個性や性格が、受験した幼稚園の教育理念と合わない場合、一貫教育で過ごすことは子供に負担を強いることになるのです。
保護者や友人との交流について
幼稚園をお受験することによるもう一つのメリットは、出会う保護者や友人と長い期間の交流による深まりを得られることではないでしょうか。
つまり、子供にとっては、一生に渡る親友ができるきっかけ作りになりますし、保護者同士も子供について相談しやすい関係作りができるかもしれません。
親も子供も、より良い人間関係を得られる場になるのです。
しかし、幼稚園のお受験に関するこのメリットは、考えようによっては、デメリットになる可能性も秘めているのではないでしょうか。
内部進学が前提になって長い交流になるからこそ、大なり小なりの人間関係のトラブルが後々まで尾を引くことがあるのです。
そうなってしまうと、代わり映えのない園での人付き合いが、子供はもちろん、親にも辛いものになりかねませんよね。
まとめ
幼稚園をお受験するにあたっては、メリットもデメリットも両方が考えられます。
だからこそ、できるだけメリットを享受できるような幼稚園の候補を選び、お受験先として最終選択することが大切ですね。
幼い子供が笑顔で過ごせるところを選びたいものです。