公文式と学研教室は、学校や家庭での学習以外で子供に学ぶ場を提供している塾として人気が高いですよね。
しかし、子供の性格や学習への取り組み方によって、どちらがおすすめなのか変わってくるのかもしれません。
そこで、各々の長所を取り上げながら、公文式と学研教室を比較してみましょう。
自分から学ぼうとする気持ちを養う
子供が楽しく勉強するようになるためには、他の誰かから勉強をするように言われる形では難しいですよね。
やはり、子供自身が自ら学ぼうとする気持ちを持つことが大切になります。
この点について、公文式と学研教室はどのような視点や理念を抱いているのでしょうか。
まず、公文式では、楽に解ける地点から開始して徐々に難易度を上げ、学習時間も集中しやすい5分程度から少しずつ長くしていきます。
また、学研教室では、国語や算数を各教科の土台として考え、繰り返し学習による基礎定着を図り、応用力の基盤となる力をつけます。
このように、双方共に、自分から学ぼうとする気持ちを養うための取り組みに力を入れているのです。
子供の習熟度に合わせた学習を行う
子供が持つ学習面における能力を磨くためには、子供の理解や知識の進度に合わせた学習を進めることが大切になります。
個々に得意や不得意があるものですから、仲間と共に学ぶ画一的な勉強だけではなく、個々に学んで深化させる学びの場も必要なのです。
この点について、公文式と学研教室では、どのような学習システムを構築しているのでしょうか。
まず、公文式では、自分の力で問題を解けるようになったという達成感を持たせながら、徐々に次のレベルへと進化する無学年方式を取り入れています。
また、学研教室では、1人1人の理解に応じた教材を提供して勉強することによって、学習をマイペースで進められる無学年方式を取り入れているのです。
つまり、双方共に、子供それぞれの習熟度に合わせた学習を行うシステムを運用していますね。
まとめ
公文式も学研教室も、学ぶ立場になる子供がそれぞれに、勉強することや学習内容への理解に満足感を得られる機会を重ねながら学んでいけるように工夫をしていることは確かです。
ですから、公文式と学研教室で迷っている場合は、体験教室等に参加して、子供に合いそうな方を選択するのはいかがでしょうか。